
理科っ子になる夏!バイエル サイエンス・ファーム in 丸の内キッズジャンボリー2019
【日時】2019年8月13日(火)~15日(木)
【会場】東京国際フォーラム(東京・有楽町)
8月13日~15日、「ここはぐプロジェクト」の夏の恒例イベントが「丸の内キッズジャンボリー」で開催されました。「動物にさわって学ぶ」「DNAの違いを学ぶ」など理科っ子ゴコロをくすぐるプログラムが満載。新しい発見!との遭遇にキラキラと目を輝かせた子どもたちでにぎわう3日間でした。

理科っ子になる夏!バイエル サイエンス・ファーム 2019
動物にさわって学ぶプログラム
動物の健康と幸せのためにできること、それはバイエルが守り続ける“animal well-being”という志。このプログラムでは身近なペットであるワンちゃんやネコちゃんと触れ合うことで、ペットを飼うことへの責任感をはぐくみ、動物と命への理解を深めます。
動物のお医者さんになってワンちゃんを診察してみよう!
「どうぶつのお医者さん体験」は、ちびっこ獣医さんがワンちゃんを診察する大人気プログラム。まず、獣医師の羽場智子先生から動物のお医者さんの役割、ワンちゃんとふれあう心構えを教えていただきます。
つづいて、患者のワンちゃんたちが来院。「わぁ~!」という歓声とともに会場の熱気が一気に上がりました。羽場先生は「ワンちゃんを触るときは、やさしく名前を呼んで下から触ってあげてね」とアドバイス。ちびっこ獣医さんたちは名前や性別、種類を記入したカルテを作り、ワンちゃんを丁寧に抱きかかえて体重測定に挑みました。
聴診器で心音を聞く、お薬を投与する。ちびっこ獣医さんたちが大奮闘!
つづいて、心音のカウントへ! ちびっこ獣医さんはアシスタントの先生たちからワンちゃんの心臓の位置を教えてもらい、聴診器で心拍数を数えます。はじめての聴診器に「めっちゃ聞こえてびっくりした~!」と思わず笑いだしてしまう子も。計算が苦手な子には、「お勉強するんだよ、頑張ってね」と羽場先生がやさしく声をかけてくださいました。
そして診察の最後は、血を吸ってワンちゃんを困らせるマダニ・ノミを退治する、スポットタイプのお薬※投与にトライ。ワンちゃんが舐めることができない首の後ろの毛をかき分けて、皮膚に垂らします。無事診察が終了すると、羽場先生は「ワンちゃんは言葉を話せないから、みんなが気づいてあげてね」と、ちびっ子獣医さんの心に残るメッセージをたくさん残してくれました。
※本物の薬ではなく、水を使用しています。
愛らしいワンちゃんとネコちゃんが登場!大人気♪どうぶつふれあいタイム
司会のお姉さんのスタートの合図とともに、「どうぶつふれあいタイム」がスタート。会場の後ろのほうから、子どもたちが一斉に集まります。ラブラドール・レトリバーのぽてと君の大きな姿にびっくりする子、マンチカンのオレオ君の足の短さに興味を持つ子、ビーグルのチコちゃんがスヌーピーのモデルだと知って驚く子など…会場のあちこちから歓喜の声が聞こえてきました。はじめてのワンちゃん・ネコちゃんと触れ合う子には、アシスタントのお兄さんが「左手は前足の後ろ、右手はお尻の方にね」と抱っこのコツを教える場面も。
子どもたちはワンちゃんとネコちゃんとのふれあいを満喫!「どうぶつふれあいタイム」はアッという間に過ぎていきました。

理科っ子になる夏!バイエル サイエンス・ファーム 2019
DNAの違いを学ぶプログラム
実験ワークショップで植物と動物のDNAを取り出そう!
すべての生命の設計図であるDNA。その秘密を紐解き、理科の楽しさを学んでもらうプログラムでは、子どもたちがDNAを取り出す実験に取り組みます。講師の先生からの「細胞って知っている?」という問いかけに、「テレビで見た!」「本で読んだ!」「学校で習った!」との声が続々。予習バッチリの子がたくさんいたようです。
今回DNAを抽出するのは、「バナナ」「小松菜」「とり肉」「トウモロコシ」の4品です。身近にある割りばしや茶こしパックなどを使い、東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCAST(東大CAST)のお姉さん・お兄さんのサポートを受けて、実験は大成功! 抽出したDNAを見て「人間の細胞を取りたい」という大胆な質問には、「大きな実験施設が必要なのよ」と先生も笑いながら答えていました。
ヒト、動物、植物の違いはなに?DNAのヒミツを学ぼう!
会場に入ってすぐ目に留まる常設エリアにもDNAを基礎から学べるヒントが満載! クイズコーナーでは、「③が多いよ」とお父さんに耳うちする子や「三毛猫ってオスはいないの?」と驚く子がいるかと思えば、お母さんが「難しいね」と思わず呟いてしまう場面も。子どもだけではなく、大人も新しい発見に好奇心を刺激されていました。
さらに、ヒトと植物の細胞を顕微鏡で観察できたり、DNAをぬりえしたネコちゃんがアプリ上で立体的に動き出す様子をスマホやタブレットで見られたりするなど、訪れた皆さんは思い思いに有意義な時間を過ごしていました。

理科っ子になる夏!バイエル サイエンス・ファーム 2019
観察・体験・実験プログラム
DNAは暗号?遺伝は目に見える?東大CASTのサイエンスショー
理科の観察・体験・実験の楽しさを、東京大学サイエンスコミュニケーションサークル(東大CAST)のお兄さんとお姉さんと一緒にワクワクドキドキしながらわかちあうプログラム。大学生からちびっ子へ“理科って面白い!”をつなげるバトンです。
サイエンスショーのテーマはもちろんDNA。パネルやペーパークラフトが用意されたステージに釘付けの子どもたちはDNAがどんな形なのか、DNAの暗号をどんどん解読していきます。司会のお兄さんの「耳のかたちは遺伝するんだよ」の言葉に、お母さんやお父さんの元に駆け寄る子どもの姿もありました。「わぁ~」という声とともに、ジリジリと子どもたちがステージに近寄ってきた「象の歯磨きをつくる」実験は圧巻。会場は一気に“理科って面白い!”世界に包まれました。
バイエル サイエンス・フォームは知的好奇心を刺激する思い出を応援!
バイエル サイエンス・フォームでは、会場で勉強したことをサイエンスノートに書き入れ、スタンプを集めながら“理科っ子”を目指します。ノートがあるのでお家に帰ってから学んだことを復習することも可能。夏休みの自由研究にも役立ちます。
世界にひとつだけの缶バッチーコーナーやお医者さんのコスプレができる撮影コーナーなど、夏休みの思い出づくりを演出するお楽しみも充実。メッセージボードには子どもたちからの楽しいメッセージがたくさん綴られていました。