おなかの虫を知ろう
おなかの虫の定期駆虫スケジュール
おなかの虫は感染しても気づかないケースが大半です。知らずに感染を広めないために、おなかの虫の効果的な定期駆虫についてご紹介します。
年1回以上の駆虫が大切
おなかの虫は宿主の体内(主に消化管)に寄生します。しかし、感染しても症状を出さない場合が多いので、寄生に気づかないケースが大半です。そうした場合、ペットのフンといっしょに出たおなかの虫の卵で飼育環境が汚染され、ペットが再感染をくり返す原因になります。また、飼い主さんの手におなかの虫の卵が付着し、それが口のなかに入れば、飼い主さんにも感染するリスクがあります。
ノミの活動が活発になる初夏から秋にかけての時期は、ノミが媒介する瓜実条虫にペットが感染する可能性もあり要注意。また、室内で過ごす時間が長くなる冬は、ペットとの接触が増え、人への感染リスクも高まります。したがって、成犬・成猫への定期駆虫は、少なくとも年1回以上が理想的です。なお、CDCは年4回(3ヵ月に1回)の定期駆虫を推奨しています。駆虫の回数については、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
おなかの虫の投薬スケジュール
