発熱と消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などの他に、ときに頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こす。重症化すると命に関わることもある。
※厚生労働省発表資料をもとに作成
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「寄生虫新聞(2013年号外)」
39~40度の高熱、頭痛、悪寒、倦怠感などの他、発疹(紅斑)が全身に見られる。また、刺し口が赤く腫れるなどの症状が見られる。
数日から数週間の潜伏期間後に、刺咬部を中心とした特徴的な遊走性紅斑を呈す。他には、発熱、リンパ節腫脹、関節痛などを伴うこともあり、慢性期には慢性萎縮性肢端皮膚炎や慢性関節炎などが見られる。