中高齢のワンちゃん・ネコちゃんに多い慢性腎臓病。
腎臓が悪くなると、不要な物質や有害物質が排せつできずに、体内に溜まってしまいます。
そこで「吸着少女・ハイパーかりなるん」と「忍者・善玉きん之介」が参上！
腎臓の健康維持をサポートする最強コンビです。
腎臓の働きが悪くなると、余分なリンをオシッコとして排せつできなくなって、体内にどんどん溜まってしまうの。「高リン血症」を引き起こして、腎臓病をさらに悪化させたり、他の器官にもさまざまなダメージを与えることに。
そこで、「吸着少女ハイパーかりなるん」の出番よ！
私の真の姿は、炭酸カルシウムとグルコン酸乳酸カルシウム。お腹の中で、食物中のリンをしっかりキャッチ、溶けにくいリン酸カルシウムにして、ウンチといっしょに排せつするの。こうして、できるだけ余計なリンが腸から吸収されないようにサポートしているわけ。
もちろんリンを制限した食事療法をしているコも、私を呼んでね！すぐに応援に行くわよ。
腎臓病が進行すると恐いのは、「尿毒症」でござる。腎臓が窒素物などの有害物質をオシッコとして排せつできなくなり、血液中にどんどん溜まって、食欲不振や嘔吐、けいれんなどさまざまな症状を引き起こすことに。
そこで、弱った腎臓にできるだけ負担をかけないために「善玉きん之介」が参上！
拙者の正体は、弁当（フルクトオリゴ糖）を持った乳酸菌。
腸内環境のバランスが悪くなると窒素物の生成が増えるため、拙者が仲間と乗り込んでいくのでござる（シンバイオティクス）。
さらに弁当から取り出したフルクトオリゴ糖をエサに、得意の「分身の術」で善玉菌の仲間をどんどん増殖。そのときに窒素物（アンモニアや尿素など）を取り込んで、減らすのでござる（プレバイオティクス）。
窒素物の元となるのは食物中のタンパク質。タンパク質制限の食事も大事でござるが、拙者たちはお腹の中から窒素物を減らす助太刀をいたす！
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